「もっと追い込んでもらえますか?」
そう言われることも、実はあります。
正直に言うと、
追い込むトレーニング自体が悪いとは思っていません。
ご本人が納得していて、「今日はそこまでやりたい」という意思があれば、
それに応えることもできます。
ただし、大切なのは
お客様の同意があるかどうか。
一方通行の指導や、勝手な判断での追い込みは、
トレーニングとしてナンセンスだと考えています。
過去には、
「追い込まれて合わなかった」という方も実際にいました。
当時は、
「追い込まないと効果が出ない」
「結果を出すにはきつくしなければいけない」
そう思い込んでいた部分があったと思います。
今振り返ると、指導者としてまだ未熟でした。
効果や結果を出すうえで一番大切なのは、
コツコツ積み上げていくことです。
実際、長く通われている方ほど、
自然とトレーニング強度は高くなっていきます。
もちろん、
効果を出すために「きつい」と感じる瞬間は大切です。
むしろ、それをまったく感じないまま続けても、
あまり意味がありません。
ただ、
追い込むこと自体が目的ではありません。
その人の限界が100だとしたら、
目指すのは101。
ほんの少しだけ先を、
無理のない範囲で積み重ねていくこと。
それを継続していくことが何より大切だと考えています。
TTTで考える「適切な強度」とは、
その人自身が「これなら続けられる」と感じられる強度です。
強度を上げると、どうしてもメンタル面のブレーキが入ります。
だからこそ、
表情の変化やフォームの乱れを見逃さず、
必要であれば途中で中断を判断する。
それもトレーナーの大切な役割です。
「トレーニング=追い込まないといけない」
これは、間違いだと思っています。
トレーニングで効果を出し、実感を得るために一番大切なのは、
その時の身体にとって適切な負荷をかけ続けること。
これだけです。
続けられないと感じるほどの追い込みは、
必要ないどころか、逆効果になることもあります。
だからTTTでは、
その人に合ったペースで、
確実に前に進めるトレーニングを大切にしています。

